三田市けやき台の小児科・アレルギー科

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子どもの未来を考える

小児科医の2つの役割

小児科医の仕事は、主に2つの方向性があると私は考えています。

  1. 現在志向
  2. 未来志向

現在志向とは、今この瞬間の不調に集中する視点です。
たとえば子どもの急な発熱、腹痛、嘔吐など……まさに今苦しんでいる子どもを救うというのは、小児科医の重要な仕事です。

一方で未来志向とは、これから将来の健康を見据えて行動する視点です。
子どもは大人にくらべて、未来がたくさんあります。
そのため、子どもの将来の健康はより重要です。

子どもの未来を良い方向に変えるというのも、小児科医の重要な仕事です。

おかもと小児科・アレルギー科にできること

「アレルギーマーチ」という言葉があります。

アトピー性皮膚炎がきっかけとなり、食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎といったアレルギー疾患が次々と発症していく様子を「マーチ(行進)」にたとえています。

この言葉は、私のアレルギー診療の基本でもあります。
つまり、アトピー性皮膚炎を十分に管理することができれば、その後に続く食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などを防げるかもしれないという考えをもって、私は日々診療をしています。

アトピー性皮膚炎の管理目標をより高く掲げ、保湿とステロイド外用薬という基本を守った上で、新規外用薬(プロトピック、コレクチム、モイゼルト、ブイタマー)や生物学的製剤の注射(デュピクセント、ミチーガ、イブグリース)、内服JAK阻害薬(オルミエント、リンヴォック)を積極的に導入しています。

これは、「質の高いアトピー性皮膚炎診療が、子どもの未来のアレルギー疾患を防ぐ」という信念があるからです。

また、当院は舌下免疫療法(ミティキュア、シダキュア)の治療も積極的に行っています。
舌下免疫療法は、アレルギー性鼻炎(ダニ、スギ)の根本治療として期待されています。
舌下免疫療法は3-4年の治療が必要となりますが、当院はオンライン診療で診療を継続しやすい体制も整えています。
通常の診療が終わって、さらにそこから90分のオンライン診療を続けていくのは、正直なところ体力的に厳しいのですが、これも信念を貫くために必要なことです。

子どもの未来を良い方向に変える

私には、「子どもの未来を良い方向に変えたい」という夢があります。
医学の世界では「自然歴を変える」と呼んでいます。

もちろん、予防接種を進めていくだけでも十分に子どもの自然歴は変わっていると考えています。
予防接種は、未来の疾病を回避し、未来の健康に繋がる、とても大切な医療です。

ですが、私はさらに踏み込んだ医療を考えています。
それが、専門的なアレルギー診療で「子どもの未来を良い方向に変えたい」という夢です。

私が医師になったのは2009年です。
初期研修を終え、小児科医となったのは2011年です。
そのときから、ずっと子どもの未来を考え続けています。

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