三田市けやき台の小児科・アレルギー科

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アレルギーの予防・寛解

現在、アレルギー患者は確かに多い

「アレルギー患者は増えている」

多くの人はそう思っているでしょう。

アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎。
30年前、40年前は今ほど多くの患者さんはいませんでした。
しかし、今は多くの人がアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎になっています。
現在、アレルギーで苦しむ人は確かに多いです。

ですが、アレルギー患者数は本当に増えているのでしょうか。

アレルギー患者を減らすことができる

興味深い報告があります。
Is Hen’s Egg Allergy Decreasing Among Japanese Children in Nurseries? J Investig Allergol Clin Immunol. 2023; 33: 47-49.

2021年、2歳以下の食物アレルギーは低下しました。
特に卵アレルギーの有病率が減っています。

正しい食物アレルギー診療が、卵アレルギーを予防することが分かっています。
私はおかもと小児科・アレルギー科を開業する以前、丹波で働いていました。
丹波で食物アレルギー診療を6年行った結果、近隣の保育所から「最近食物アレルギーの子どもが減ってきました」というお声を頂きました。

正しい食物アレルギー診療の基本は「食物経口負荷試験」です。
当院は年間約200件の「食物経口負荷試験」を実施しており、その数は県内トップクラスです。

当院が積極的に食物経口負荷試験を行うのは、その先に「食物アレルギー患者が減る」という未来があるためです。

アレルギー患者をなくすという挑戦

減らすことができるアレルギー疾患は、食物アレルギーだけではありません。

正しいスキンケアや新規外用薬の登場により、アトピー性皮膚炎の寛解率は格段に向上したと感じています。

舌下免疫療法の登場は、アレルギー性鼻炎のみならず気管支喘息の寛解率をも高めるでしょう。

食物アレルギーを含め、すべてのアレルギー患者を減らす。
そしてなくす。

ただ対症療法をするだけではなく、そもそもアレルギーを発症させない、もし発症しても根本的な寛解を目指したい。
壮大な挑戦を、当院は続けています。

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