食物経口負荷試験とは
食物経口負荷試験とは「アレルギー症状が出るかもしれない食品を、病院で実際に食べてみて、症状が出るかどうか」を判定する検査です。
この検査には当然「アレルギー症状を引き起こすリスク」があります。
したがって、この検査には「小児食物アレルギーの診断及び治療の経験を10年以上有する常勤小児科医が配置されている」ことが必須となっています。
食物経口負荷試験を行う意義
食物経口負荷試験は、「アレルギー症状を引き起こすリスク」を伴う検査です。
ですが、食物アレルギー診療において、食物経口負荷試験はきわめて重要な検査です。
というのは、食物経口負荷試験では、次のことが分かるからです。
- 食物アレルギーがあるのかないのかを判定できる
- 食物アレルギーが治ったかどうかを判定できる
- 食物アレルギーであっても、どれくらいの量を食べていいのかが分かる。
これらは、血液検査では分かりません。
血液検査の結果は、食物アレルギーの有無や重症度と必ずしも一致しないためです。
当院の実績
おかもと小児科・アレルギー科は2023年度に年間238件の食物経口負荷試験を施行しました。
2024.08.11
食物経口負荷試験 2023年7月1日に、新しく「アレルギー科」を標榜し、おかもと小児科・アレルギー科は開院いたしました。 アレルギー科としての使命を全うすべく、当院は開院から積極的に「食物経口負荷試験」を行いました。 食物経口負荷試験とは、正しい食物アレルギー診療に不可欠な検査です。 ...
もちろん当院は「小児食物アレルギーの診断及び治療の経験を10年以上有する常勤小児科医が配置されているる」施設です。
院長はアレルギー専門医で、食物経口負荷試験についての知識・経験は豊富です。
食物アレルギーの診断は、食物経口負荷試験が可能な病院で
食物経口負荷試験は、アレルギーがあるのかどうか、治ったかどうか、どれくらいまでの量なら食べられるのかを判定できる検査です。
食物アレルギー診療のもっとも重要な要素の1つです。
血液検査だけでは、食物アレルギーの診断および治療はできません。
食物アレルギーの診療は、「食物経口負荷試験が可能な病院」で行ってください。