生後2か月から予防接種が始まります。
0歳の赤ちゃんが受ける予防接種は、本当にたくさんあります。
しっかりと計画を立てて臨みましょう。
0歳の効率の良い予防接種スケジュール例
一例として、もっとも受診回数が少なくてよい予防接種スケジュールを示します。
生後2か月
生後2か月になったら、下記の予防接種をしましょう。
- B型肝炎 1回目
- ロタリックス 1回目
- ヒブ 1回目
- 肺炎球菌 1回目
- 四種混合 1回目
POINTロタウイルスワクチンは、ロタリックスとロタテックの2種類があります。
効果は同等です。
当院では、接種が2回でよいロタリックスを基本的に使用しています。
生後3か月
生後3か月になったら、下記の予防接種をしましょう。
- B型肝炎 2回目
- ロタリックス 2回目
- ヒブ 2回目
- 肺炎球菌 2回目
- 四種混合 2回目
POINT前回の予防接種から少なくても4週間は空けなければなりません。
4週後の同じ曜日であればOKです。
たとえば6月2日に1回目の予防接種をしていれば、6月30日以降に2回目の予防接種ができます。
そのため、厳密には生後2か月の終わりに生後3か月の予防接種をすることは可能です。
生後4か月
生後4か月になったら、下記の予防接種をしましょう。
- ヒブ 3回目
- 肺炎球菌 3回目
- 四種混合 3回目
POINTここでも、前回の予防接種から4週間は空けなければなりません。
生後7~8か月
生後7~8か月になったら、下記の予防接種をしましょう。
- BCG
- B型肝炎 3回目
POINTBCGの標準的な予防接種期間は生後5~8か月です。
B型肝炎は1回目から20週以上、かつ2回目から4週以上後に3回目を接種します。
(通常はB型肝炎1回目の約5か月後に3回目を接種します)
生後5カ月にBCG、8か月にB型肝炎と分けてもよいのですが、ここでは受診回数をもっとも減らす一例として、生後7~8か月にBCGとB型肝炎を同時接種するケースを紹介しました。
1歳以降
1歳以降の予防接種スケジュールはこちらです。
2023.08.10
1歳からの予防接種スケジュール
1歳になると、また予防接種が始まります。 そして3歳、4歳、5歳と時々予防接種があります。 ついつい忘れがちですので、しっかりと予防接種スケジュールを立てましょう。 なお、0歳児の予防接種スケジュールはこちらです。 1歳~15歳の予防接種スケジュール 1歳0か月 1歳0か月に...