三田市けやき台の小児科・アレルギー科

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1歳からの予防接種スケジュール

予防接種

2025年7月改訂:五種混合ワクチンに対応いたしました。

1歳になると、また予防接種が始まります。
そして3歳、4歳、5歳と時々予防接種があります。
ついつい忘れがちですので、しっかりと予防接種スケジュールを立てましょう。

なお、0歳児の予防接種スケジュールはこちらです。

1歳~15歳の予防接種スケジュール

1歳0か月

1歳0か月になったら、下記の予防接種を受けることができます。

  • 肺炎球菌 追加(4回目)
  • 五種混合 追加(4回目)
  • MR(麻しん風しん) 1回目
  • 水痘 1回目
  • おたふくかぜ 1回目

おたふくかぜワクチンは任意接種です。
おたふくかぜは多くが軽症ですが、無菌性髄膜炎や難聴のリスクがあるため、ワクチンで予防すべき疾患です。
当院での接種費用は6700円(税込み)です。
おたふくかぜワクチン

1歳0か月になると、上記5つの予防接種を同時に受けることが可能です。
ここで、各ワクチンの最短時期と、おすすめの時期をまとめておきましょう。

ワクチン 最短時期 おすすめの時期
肺炎球菌 追加(4回目) 3回目終了から60日、かつ1歳 1歳~1歳4か月未満
五種混合 追加(4回目) 3回目終了から6か月 1歳~1歳8か月未満
MR 1歳 1歳~2歳未満
水痘 1回目 1歳 1歳~1歳4か月未満
水痘 2回目 1回目終了から3か月 1回目終了から3~12か月未満
おたふくかぜ 1歳 1歳~

参考:国立感染症研究所

5つ同時に接種することで、子どもの負担を心配になる場合もあると思います。
その場合は、まず「肺炎球菌・五種混合・MR・水痘1回目」の4つを接種し、3~6か月後に「おたふくかぜ・水痘2回目」をお勧めします。

1歳3か月~11か月

1歳3か月~11か月では、下記の予防接種をしましょう。

  • 水痘 2回目
  • おたふくかぜ(1歳0か月で接種しなかった場合)

水痘ワクチン2回目は、1回目接種から最短3か月後、標準的には6か月~12か月未満後に接種します。

3歳

久々の予防接種になりがちなので、忘れやすいタイミングです。

  • 日本脳炎 1回目、2回目

必ず日本脳炎ワクチンを接種しましょう。
2回目の日本脳炎は、1回目接種から最短1週間後、標準的には1~4週間後に接種します。

西日本には日本脳炎ウイルスをもつブタが多いとされ、兵庫県もまた日本脳炎リスクが比較的高い地域です。日本脳炎ワクチンは標準的には3歳から接種しますが、日本小児科学会は「リスクが高い地域では、生後6か月から接種することを推奨する」と述べています。当院では基本的に3歳から日本脳炎ワクチンを開始していますが、3歳以前からの日本脳炎ワクチン接種も可能です。
日本脳炎ワクチンの早期接種

4歳

  • 日本脳炎 1期追加(3回目)

3回目の日本脳炎は、2回目接種から最短6か月後、標準的には1年後に接種します。

幼稚園・保育園の年長(5~6歳)

幼稚園・保育園の年長、すなわち来年から小学生という年齢になりましたら、下記の予防接種をしましょう。

  • MR(麻しん風しん) 2回目
  • おたふくかぜ 2回目(かかったことがない人のみ)

おたふくかぜワクチンは任意接種です。
おたふくかぜは多くが軽症ですが、無菌性髄膜炎や難聴のリスクがあるため、ワクチンで予防すべき疾患です。
当院での接種費用は6700円(税込み)です。
おたふくかぜワクチン

9~12歳

久々の定期接種ですので、ここも忘れやすいタイミングです。

  • 日本脳炎 2期(4回目)

11~12歳

  • 二種混合

二種混合と日本脳炎を同時接種することも可能です。

小学校6年生~高校1年生の女子

  • ヒトパピローマウイルスワクチン(シルガード9)

感染症を防ぐことで、減ることができる悪性腫瘍が2つあります。
ピロリ菌による胃がんと、パピローマウイルスによる子宮頸がんです。
子宮頸がん予防として、ヒトパピローマウイルスワクチンは有効です。

初回接種時が15歳以上の女性は、初回から1か月以上(標準的には2か月)あけて2回目、2回目から3か月以上(標準的には4か月)あけて3回目を接種します。

初回接種時が15歳未満であれば、2回の接種で十分な免疫が得られることが分かっています。
初回接種から5か月以上(標準的には6か月~12か月)の間隔で2回接種するのが標準です。

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