「みずいぼ」とは
正式な病名は「伝染性軟属腫」といい、「ポックスウイルス」による皮膚の感染症です。
潜伏期間は14~50日と長いです。
みずいぼは長期的に皮膚に潜伏するため、仮にピンセットですべて取ったとしても、潜んでいたみずいぼがまた再燃することがあります。
つまり、繰り返し治療する必要があります。
ピンセットで取る治療の他には、液体窒素で凍結させる治療もあります。
しかし、いずれの治療も痛みが伴い、繰り返し治療するには苦痛を伴います。
この苦痛が少ない可能性がある治療が2026年2月から始まりました。
それが「ワイキャンス」という薬を塗る治療です。
「ワイキャンス」によるみずいぼ治療
ワイキャンスは、みずいぼの治療薬です。
ワイキャンスを塗ったところには水ぶくれができ、それが剥がれることで、みずいぼが早く治ります。
ワイキャンスは2歳以上の人に使えます。

ワイキャンスの治療スケジュール
- 「みずいぼワイキャンス外来」を予約し、予約当日に受診します。
- 診療所内で、ワイキャンスを塗ってもらいます。
- 翌日の朝に、必ず石けんで洗い流します。
- 3週間後の「みずいぼワイキャンス外来」を予約します。
- 治癒するまで3週間ごとにワイキャンスを塗ってもらいます。(計4回の塗布で治癒することが多いです)
ワイキャンスの注意点
- ワイキャンスを塗った場所は、翌朝まで洗えません。
- 入浴を済ませてから受診するのがおすすめです。塗った後に入浴する場合は防水シートで患部を濡らさないようにしましょう。
- 翌朝、必ず患部を石けんで洗い流してください。
- ワイキャンスを洗い流すまでは、塗ったところを触ったり、舐めたり、他の薬を塗ったりするのは避けます。触ってしまった場合は手を洗いましょう。
- 激しく痛む場合は、翌朝を待たず、すぐに石けんで洗い流してください。
- 水ぶくれが破れたときは、水で洗い、患部を清潔に保ってください。(怪我をしたときと同じ対応で大丈夫です)