発熱とは
ウイルスや細菌などの病原体が体に侵入すると免疫機能が働き、病原体の増殖を抑えるために体温が上がります。
とくに4歳ごろまでは体温調節機能が未熟なため、高熱を出しやすい傾向があります。
通常は体温37.5℃を発熱といいます。
すぐに行うこと
お子さんの背中を触ってみて「普段より熱いな」と感じたら、まずは体温を測ります。
耳やおでこで測る体温計はすぐ測れて便利ですが、測定値が不安定です。
発熱時は、わきの下で測るタイプがおすすめです。
注意点体温を測る前に、わきの下の汗を拭きとりましょう。
続いて、せき、鼻水、機嫌、食欲など、発熱以外の体全体の状態を観察して、水分を与えて飲むことができるかどうかも確認します。
発疹が出ている場合は、スマートフォンなどで写真に残すとよいでしょう。
子どもの発熱の経過
発熱の原因が「かぜ」であれば、発熱は3日以内に治ります。
咳や鼻水がある場合は、10日ほどでピークを越えれば、普通のかぜの経過です。
熱が下がって元気であれば、登園・登校は可能です。
ただし、咳が続いている場合は、3歳以上で無理なくマスクができるお子さんであれば、咳はおさまるまでマスクをして登園・登校するほうが良いでしょう。
受診の目安
緊急受診 |
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診療時間に当院に相談 |
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様子をみてOK |
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緊急受診が必要であるにも関わらず、当院が診療時間外であるときは、相談ダイヤルを利用してください。
「さんだ健康医療相談ダイヤル24」では、診療時間外での子どもの発熱時の対処法について、医師や保健師らがわかりやすくアドバイスしてくれます。
三田市民の方ならどなたでもご利用いただけます。
24時間365日、いつでも健康や医療などについて電話で相談できる「さんだ健康医療相談ダイヤル24」は、三田市民の方ならどなたでもご利用いただけます。症状や病気に関する悩み、夜間の子どもの発熱時の対処法、応急手当の方法といった健康や医療の相談について、医師や保健師らがわかりやすくアドバイスします。また、必要に応じて、医療機関の案内などを行います。
初めてけいれんしたときには、すぐに救急車を呼びましょう。
オンライン診療が可能か
発熱診療には、注意深い診察や場合によっては検査(抗原検査、血液検査、胸部X線検査)が必要となります。
したがって、発熱には対してはオンライン診療はできません。
対面診察の予約をお願いいたします。